水戸偕楽園で秋を告げる萩の花まつり [公園・自然]
水戸の萩まつり開催期間は、9月1日~20日。
偕楽園内には、宮城野萩を中心に、白萩、山萩、丸葉萩など150群の紅紫色や白色の小さく愛らしい花が一面咲きそろいます。
徐々に深まりゆく秋の風情を楽しみに、偕楽園へとお出かけください。
・・・という事で、出かけてきました。
秋の七草の一つでもある萩は、万葉集の詩の題材として数多く詠まれているそうです。
『萩の花、尾花、葛花、なでしこの花、をみなへし、また藤袴、朝顔の花』
万葉集で萩を詠んだ142首の中から、ひとつ選んでみた。
■秋風は、涼しくなりぬ、馬並めて、いざ野に行かな、萩の花見に
■秋風が涼しくなりました。さあ、馬を並べて野に萩の花を見に行きましょう。
ここでミトが一句 ---
◆ 空色は 秋でも暑い 萩まつり ◆
--- お粗末!
空の色や雲の様子は秋らしく、風の通る日陰は心地よくても、日向で太陽をサンサンと浴びていると、秋とは思えない暑さ。
「虫の音が聞こえるよ」
「えー、こんなに暑いのに?」
「ほら!」
「本当だ、聞こえる」
萩まつり期間中は鈴虫が放虫されて、訪れた人々をおもてなしするそうです。
「萩の中は暗くて涼しいから、昼間でも鳴いてるんだね」
水戸の偕楽園の萩は、天保13年・水戸藩第9代藩主・徳川斉昭公が、偕楽園を創設するとき仙台藩から譲り受けた宮城野萩を、見晴広場(みはらしひろば)に植えたことが始まりといわれているそうです。
どんな経緯で譲り受けたのかな・・・
仙奕台(せんえきだい)の写真。
千波湖や周辺の景色が一望できる絶景スポットだけど、東日本大震災の復旧工事中で、立ち入り禁止。
土のうが積んである崖には、近づけないようになってた。
好文亭も修復中。
建物内には入れなかったけど、外観を見ることが出来て良かった。
古い建物なのに崩れなくてスゴイと思ったら、1972年復元で築39年だった。
意外と新しい。
“好文亭中門”時代劇のロケに使われてそうな感じ。
孟宗竹林(もうそうちくりん)を歩く。
日差しが遮られて、吹く風も涼しい。
左:孟宗竹林(もうそうちくりん)
右:吐玉泉(とぎょくせん)の下にある小さな滝
左:太郎杉 / 右:吐玉泉(とぎょくせん)
泉から湧き出る水は、冷たくて気持ちよかった。
吐玉泉(とぎょくせん)は、夏なお冷たく清らかな玉を吐くような泉という意味だそうです。
[吐玉泉(とぎょくせん)はパワースポットで、午前中に行くと良い]
とか、情報誌に書いてあった気がするけど、詳しくは覚えてない。
感じたのは、 水と大木のあるスポットは生き物のパワーが凄い って事。
いきなり蚊に刺されて痒かったゾ。
入園無料
駐車場無料
偕楽園・茨城県営都市公園オフィシャルサイト
http://www.koen.pref.ibaraki.jp/park/kairakuen01.html
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 1,260 円
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